バス屋瓦版5版

★☆★リバーシーバス事始め。

※何せ古い話なので資料が見つからずゴソゴソ、あれは何所だっけ、………話がごちゃ混ぜう〜ん何とかせねば、(‥‥‥)

※当時のルアー少し見つかりました末尾に載せてあります参考にして下さい。

☆☆私が未だ若造だった頃スズキはイナダやソーダ釣りの厄介者でした。`65年頃早朝浜でナブラを追ってスプーンや弓角、メタルジグ、カグラでイナダを狙っていると波打際10m. 辺りで横殴りにガツン、ギュ〜〜ンとリーダーをブチ切って行く被害が続出した。何しろナブラは一瞬なので全速力で浜を走りまわり全速力でルアーを回収中にやられるので対処のしようがなかった。当時貴重品だったスプーン、メタルジグ、やっとこ手に入れ馴し込んだ弓角を一瞬でチャラにする憎き奴は当時良く釣れていたデカ鮫かエイの奴と思っていたが正体はデカスズキとデカダツでした。

遡って私が浜でスズキを始めた`60年頃は熟練者だけの魚だと思っていた若造の私はセイゴやフッコを坂の下や片瀬川河口、腰越港の廻りでスプーンやバケで遊んでいました。当時師匠と古参の弟子達は浜でどじょうの半疑似餌でスズキやヒラメ、コチ等をまたその内の腕達者が師匠に付いてたまに川の中でスズキを楽しむ程度でした。若造の私はどじょう仕掛けが下手で巧く行かず有るとき何気なくルアーを使った方が良いのかなあ〜とボヤイて居ると君は若いからそれでやって見なさいとO.K.が出てしまった(師匠も変人でした)ルアーなら東京のサクライに有るから行く時が有ったら見て来なさいと助言され私はルアーでスズキ釣りをする事になりました。

しかし当時大場所の柳島河口(海側砂舌の内側)は名人達や蛤を餌に黒鯛や石鯛の餌釣がひしめいておりルアー等入り込める余地等無かった。弾け者の私は茅ヶ崎一中下、片瀬川河口、チサンホテル下、花水川河口、桃浜町下、しぎたつ庵下、七里ケ浜、等々でふらふら釣っていました。しかし当時のルアーはコレ本当にルアーですか!??、と思われる物ばかりで効果が上がらず(下手な事も有ったが)たまにセイゴやヤガタ、ソゲ、が良いとこで私はかなり落ち込みその後暫くは`64年頃から反動で浜を走り回ってイナダ釣や芦ノ湖のバス釣の合間にやっている程度でした。私の父や叔父はスズキはお前が思っている程柔な魚ではない、父や叔父の若い頃は厚木どころか磯辺の上迄鮎を追って来たぞ河の中でもやって見ろと言っていました。

そう言えば子供の頃境川の川名橋辺りでセイゴやフッコを釣っていたのを忘れていました。少しスズキ釣りに疲れ冬のバス釣の手配や今年の商品構成も終わり少しのんびりしていた頃確か`77年一月松の内突如釣り仲間がデカスズキを束にして担ぎ込んで来た。おい、がみ川(相模川)バスルアーで良く出るぞ!!、すかさず状況を聞くとルアーは誰もやっていない餌釣も殆どいないぞ……それではバスの合間は(がみ川)だ〜直ちに出撃と仲間に非常呼集を掛けると浜、磯、防波堤、でやっていた連中も あっと言う間に(がみ川)へ飛んで行ってしまったもちろん一番乗りは又も藍車でした。つずいてモンテ、トリプ、伊ト、まさやん、と続きたちまち相模川河口内は馬入から寒川の堰までルアー使いで賑やかになりました。

(モンテが88cm、藍車が75・68cm、バレーが74・71・68・70・65cm、トリプが74cm、伊トが63cm、まさやんが60・55・64・60・65・64・40・58・52cm、検事が78cm)。何しろみんな名うてのバスルアー使いですからスズキも堪ったもんじゃ有りません、あっという間に忽ち結果を出してしまいました。当時使用していたルアーはジャークベイトのDOLL SHALAMINNER・DICH DIGGER・COTTON THE SPOT・RED FIN・BIG-O・BAGLEY BANG-O・REBLE WIGGLESHAD・PICO CHICO・RABBLE ROUSER・BARRACUDA SEA BEE・SONER・等々、今見ればスズキ用の古典的ルアーが既に混ざっていましたが何と言ってもNo.1のヒットを記録したのはシャロージャークのDOLL SHALAMINNERが最高でした次にBARRACUDA SEA BEE その次にCOTTON RED FIN と続きました。

ロッドは長短使い分けてみましたが主に6’〜7’のやや強めのバス用ワームロッドかミディアム位のパイク用がベストマッチだった。ZEBCO PRO STAF・ZEBCO 8600・EAGLE CRAW PROWORM・OLIMPIC 輸出用これらのロッドが相模川の引潮に乗って逃れようとするスズキに耐える粘りとパワーを持ったロッドでした。リールはスピニング、ベイト、スピンキャスト、アンダースピン等、試みてみましたが当時リールのレベルも低くスピニングはドラグ性能、操作性、糸絡み、糸縒れ、また構造上風に弱く問題が有り、ベイトはリトリーブスピードやルアー操作性に不満が有り、アンダースピンは決定的にパワー不足だった。最も条件を満たしたのはスピンキャストのZEBCO, ONE・808・888が飛距離、操作性、パワー、ドラグ性能、ラインサイズ、キャパシティー等ノントラブルで最も優れていました。当時他社のスピンキャストは前述した条件がクリア出来ず使用に応えられなかった。

ルアーはシャローレンジのジャークベイトが圧倒的に釣果が上がり当時私達の結論はスズキ釣り(コレよりシーバスと呼称)には0〜2’フィートレンジのフローティングかサスペンドのジャークベイトやトップウオータープラグが有効との結論に達しました。泳層が深くなり対処しきれなくなったらスプーンやメタルジグ、シンキングバイブレーションが有効でした。(当時バイブレーションはバス用だから喰うはずが無い、メタルジグはイナダ用だからだめだ、挙げ句の果てクランクベイトはフグ型だから海では絶対喰うはずが無い等々餌釣りとルアー釣の区別さえ出来ない程度の執筆者に雑誌等で思い切り叩かれたものでした)。しかし まさやんはメタルジグ、シンキングバイブレーション、ビッグーオー等クランクベイトで釣りまくっていました。そのまさやんも、う〜〜んジャークベイトには勝てないな〜とみとめていました。

しばらく経った有る時ルアーメーカーの社長にフジさん此処の所全く釣れていない何かアイデア教えてくれと言われ俺は社員じゃないし(当時私は某メーカーの試作に関与してた為)余計な介入したく無いしとにかく2’フィート潜るジャークベイトでアクションのポイントがルアー全体の後ろから1/3の所を中心に動く様にしろよと秘中の秘のツボをこっそり教えたらシャローはだめだよ現地から先生方が深くしろ、もっと深くしろと言って来るくらいだとディープに突っ走っていた。ディープだったらメタルジグの方が有効だぜと言ったら何言ってるんだと言う顔つきだったので…………やめた。‥(……………)。シーバスに特に有効なルアーは3種類程有りますがあまり本当の事を公開すると又誤解されると行けないのでこのくらいに……あとは又の機会に‥‥‥〽〽ちゃんちゃん。

※追記、今やっとシャローのジャークベイトが認知され始めています是非フィールドに連れて行って下さい。L&S の7M・5M・19Mもわすれずに ダブルプロップ良く釣れますよ。

※(上)入荷が止る迄小物が喰わないと評判でした、かっての大スズキ専用の BARRACUDA SEA BEE
※(下左)マサヤン得意の RABBLE ROUSER (ROWDY)マサヤンはBig-O の名手でも有りました。
※(下右)DOLL SHALAMINNER 5/8OZ., No1.シャロージャークベイト当時リバーシーバスルアーでこれの右に出るルアーは皆無だった。通称ジャンシャル